【帰国子女必見!】帰国生に人気な大学リアルライフ比較 — 上智FLA・ICU・早稲田SILS・慶應PEARLのリアル

現役・卒業生インタビューをもとに「学び方」「学生層」「生活環境」を比較

はじめに

「日本にいながら海外の大学のような環境で学びたい」――そんな希望を持つ学生に人気なのが、国際系学部です。
中でも、上智大学FLA(Faculty of Liberal Arts)、国際基督教大学(ICU)、早稲田大学SILS(School of International Liberal Studies)、慶應義塾大学PEARL(Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)は、授業の多くを英語で行い、留学生比率も高いことで知られています。
しかし同じ「国際系」でも、学びのスタイル、学生の雰囲気、キャンパスライフには大きな違いがあります。ここでは、そのリアルを一つひとつ詳しく見ていきます。


学び方の違い

上智大学 FLA(Faculty of Liberal Arts)

  • 授業はほぼ全て英語
    英語力が必須で、入学時点でTOEFLやIELTSのスコアが求められます。教授陣は海外出身者が多く、ディスカッションやエッセイ課題も本格的なアカデミック英語で行われます。
  • 幅広いリベラルアーツ教育
    国際関係、文化人類学、社会学、経済学などから自由に履修でき、自分だけの学びの組み合わせが可能。例えば国際政治とメディア論を組み合わせて学ぶ学生もいます。
  • 少人数制で密な指導
    1クラス20人前後の授業が多く、教授と学生の距離が近いのが特徴。課題のフィードバックもきめ細かく、英語ライティングの質が格段に上がると卒業生は話します。

ICU(International Christian University)

  • 2年次から専攻を選ぶリベラルアーツ制
    1年次は幅広く科目を試し、興味や適性に合わせて専攻を決定。心理学から物理学まで、文理の垣根を超えて履修できます。
  • 英語・日本語のバイリンガル授業
    留学生は日本語を、日本人学生は英語を強化するカリキュラム。両方の言語を高めたい学生に最適です。
  • 四学期制(ターム制)
    年間を4つの短い学期に分けるため、海外留学や短期集中講義を組み込みやすい柔軟なスケジュールです。

早稲田大学 SILS(School of International Liberal Studies)

  • 授業はほぼ英語、留学生比率が高い
    学年の3〜4割を占める留学生と日常的に学び合う環境。授業中の発言量やディスカッションのテンポは速く、多様な価値観に触れられます。
  • 社会科学・国際関係に強い
    国際ビジネス、国際法、開発学など、実務につながる科目が豊富。就職や大学院進学にも直結します。
  • 1年間の海外留学が必須
    世界中の提携大学から選べるため、留学経験を必ず積めるのが特徴。

慶應義塾大学 PEARL(Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)

  • 経済学専門の英語学位プログラム
    ミクロ・マクロ経済学、統計学、ファイナンスなど経済分野を徹底的に学ぶカリキュラム。経済学以外の科目は少ない分、専門性が高い。
  • 実践的なデータ分析スキル
    統計ソフトやプログラミングを用いたデータ解析を学び、金融やコンサルティング業界で即戦力になる力を養う。
  • 国際色豊かな同級生
    留学生比率が高く、アジア・欧米からの学生が多い。将来は国際機関や海外大学院へ進む学生も多い。

学生層の違い

  • 上智FLA
    帰国子女、海外インター生、外国籍学生が多く、英語力のレベルが非常に高い。積極的でプレゼンや議論に慣れている学生が多いのも特徴。
  • ICU
    「静かだけど芯がある」タイプの学生が多く、勉強や研究への集中度が高い。趣味や特技に熱中している人も多い。
  • 早稲田SILS
    明るく社交的な学生が多く、授業外でも国際交流イベントやサークル活動に積極的。
  • 慶應PEARL
    将来のキャリアを明確に描いている学生が多く、1年生からインターンや資格取得に取り組む姿勢が目立つ。

生活環境の違い

上智FLA(東京・四ツ谷)

  • JR・地下鉄複数路線が使える好立地。授業後に大使館、国際機関、企業でのインターンに通う学生も多い。
  • キャンパスはコンパクトで移動が楽。学部を超えた交流も自然に生まれる。

ICU(東京・三鷹)

  • 自然豊かな広大なキャンパスで、静かに学べる環境。
  • 学生寮が充実しており、留学生と共同生活を送るケースも多い。

早稲田SILS(東京・高田馬場/早稲田)

  • 活気ある学生街で、サークル・バイト・国際交流イベントの選択肢が豊富。
  • 大規模大学のため、異なる学部の学生との交流機会も多い。

慶應PEARL(三田キャンパス)

  • 都心にありながら落ち着いた環境。オフィス街や企業に近く、キャリア関連イベントや企業訪問がしやすい。
  • 慶應全学の人脈ネットワークを活用できる。

まとめ

  • 上智FLA:英語力と批判的思考を鍛えながら幅広く学べる。都心でインターンや国際的活動の機会が豊富。
  • ICU:落ち着いた環境で幅広い分野を探求できる。バイリンガル教育が魅力。
  • 早稲田SILS:日常的に多国籍な仲間と交流し、国際的な視野を広げたい人向け。
  • 慶應PEARL:経済学を専門的に英語で学び、キャリア直結のスキルを磨きたい人に最適。
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